過ごしやすい日が続きほっとしますね。暑さをあまり感じず、通り雨もあるので油断していると10時ごろにくたっとなっている葉に気づき、急ぎ給水をしたりする、基本性質は夜型の管理人です。

 さて、今日は年間契約している体験農園で、落花生の収穫をしました。少しまだ全体に「若い」タイミングでしたが、実はこれが私には「当たり」でした。商品用として価値のあるところまで育ったものより、まだ未熟な「夾」ともいえる段階のものが、例えようもなく甘くみずみずしくおいしいのです。表面上はつるっとしてしわもなく、種も小さく実は甘いのは厚い皮の部分で、加熱後まるごと食べられます。畑でも実はこっそり土をさっと拭いて、作業中に食べてしまいます。収穫初日を過ぎると圧倒的に味が落ちてしまい、ほんの数日だけ味わうことができる貴重な味です。
 夏野菜の枝豆やトウモロコシも収穫直後が一番甘いといわれていますが、未成熟落花生もそうだと思っています。今年は、未成熟のものをなるべく早く味わいたいと思います。成熟のものは保存用に天日干しを予定しています。未成熟のものと、成熟のものはまったく同じ植物だけど感覚としては「別物」です。

 ただ、昨年も堆肥づくりで最後まで形が残っていて、広げては手でひたすら探してはさみでさらに細かく、を繰り返したのもこの落花生の殻です。現在まだがんばっているゴーヤの鉢に使用する直前にも砕き作業をしました。
 今年の落花生殻堆肥化戦略は、①天日に干して紫外線による分解 ②さらにその後ミキサーにかけて破砕 です。

 とはいいつつも、収穫で体力を使ったこともあり、本日はいつも通りはさみで細片化です。ぷちぷち落花生を柄からもぎる作業は楽しいんですが疲れます。ほかの方がとらないような未熟落花生もとっていますから。食べて十二分に報われます。殻をためて干すことは明日以降考えることにしましょう。

 

玉ねぎの皮も残りますが、いつの間にか崩れてゆきますがピーナッツの殻はしぶとかったです

2020/10/5 管理人M