11月にと月が変わった一昨日は、防虫ネットを張るための洗濯ばさみを買いにいったお店で暖房が入っており、冬の訪れを感じました。つるべ落としの日没ですからベランダ作業の終了時間も見えていて、ここまででおしまい、としやすいのですが、防虫ネットは張りきらないと中途半端に終えられません。日没後になりましたが、目立つすきまはなく張ることができました。

 今年は秋冬野菜の苗を守るために2㎝くらいの網のネットをはりました。モンシロチョウの大きさが入らなければまあいいか、という方針です。ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ、白菜、レタス苗たちをまずはネットの中にうつしました。
 2cmくらいではコナガはおそらく入りますが、、、今後もテレワーク勤務が続きそうなので、通勤時間や昼休みが管理作業に使えるでしょう。ベランダでの野菜作りを始めたのは4年前ですが、こんなに「おうち時間」が確保できる生活になるとは思いませんでした。どこに遠出できなくてもベランダで過ごせば休みの日でもあっという間に時間が過ぎていきます。

カリフラワーの苗の芋虫をやりました

 さて、土がたくさん出るので溜まった野菜ごみもコンポストから土に混ぜこむ作業を続けています。10/21から使用しているベランダコンポストバケツ(15L)について書こうと思います。

 これまでコンポストバケツには、「ぼかし」を入れて作っていました。、10/21には、たまたま米ぬかがたまっていたので、自宅で精米後の米ぬか100%のみを混ぜ込んでの新たな野菜くず投入を初めていました。なんと、そうしたら「においが変わった」のです。いれているのはこれまでと同じ野菜くずだのコーヒーかすだのお茶殻ですのでそれなりの水も含んでいます。

ボカシ肥を混ぜていたときにはこんなに白カビが覆ってくることはなかったのです

 どの季節に作っても、台所からの野菜ごみ等をいれたコンポストバケツからはなんともいえないにおいが生じており、水分が多いせいだろうがしょうがない、と思っておりました。しかし!現在投入中のコンポストは「ぬかどこの弱いにおい」とでもいいましょうか、不快なにおい成分があまり感じられないで、10日以上経過しています。しかも、投入後1日たてばしっかりと白カビに覆われています。これも前にはみられなかった現象です。
 コンポストでの堆肥の作り方にはしっかりと「ボカシ使用」と書かれているのでボカシは必須と思っていました。そして液の排出の多さと液の臭いには実は悩まされてはいました。たまった液を抜いて薄めて野菜などにやる作業をすると前髪になんだか残るんですよね。

 果たして、米ぬかのみでコンポストバケツで堆肥を作る、ということが、最終的にはよい堆肥をつくるというゴールにとっていいことなのかどうなのか、堆肥完熟まで数か月はかかるので観察を続けていきたいと思います。
 米ぬかのみの使用で吉と出れば、これはとても嬉しいことです。

2020/11/3  管理人M